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迷惑メール対策に試行錯誤

今回は「関西学院大学」「東邦大学」「広島経済大学」「静岡県立大学」を取り上げさせていただきました。

迷惑メール対策サービスを導入されている大学の皆さん、サーバの調子はいかがでしょうか。本学でも導入してある程度たちますが、
 「ポリシーの見直しはしょっちゅう」「ユーザからのクレームは幸いにあまりない
 「誤判定はちょろちょろと」「少し古いので早くバージョンアップしたい!
といったとことです。


以前ブログで、SPAM対策サーバで苦労しているところを紹介しました。
  迷惑メール対策サーバが迷惑


今回は、試行錯誤(ユーザからのクレーム?)によりポリシーを見直すところを紹介します。

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(続き)

まずは「関西学院大学」です。

迷惑・スパムメールの判定について、これまで、spam-report@kwansei.ac.jp宛の報告・要望を踏まえて、以下の通り運用変更を行ないます。」とのこと。
で、以下変更を実施の模様。


・[TRASH]とSubject(件名)に付記したメールについては、11月より削除処理を行なう予定としておりましたが、迷惑メールの判定に誤判定が見られるという報告を受け、[TRASH]と判定するためのルールの見直しを行ないます。
  ルール変更に伴い、有用なメールが[TRASH]と判定されないかの確認を当面行ないます。
  有用なメールに[TRASH]と付記されている場合は、これまでどおり、spam-report@kwansei.ac.jp宛にご連絡ください。
・迷惑・スパムメールが転送先の携帯・プロバイダに転送されて、メールボックスがあふれてしまう、という要望を受け、[TRASH]判定を受けたメールについては、学外に転送いたしません。

1つ目について。
本当は「削除運用」を始めたかったことでしょうね。残念。
2つ目について。
この運用は素晴らしいです!ただ、これはメールシステム等に依存するでしょうから転送を阻止したくてもできない大学も多いと思います。
(これができないためにブラックリスト登録されてしまうケースもありますし)


次は「東邦大学」です。

現在の学内SPAM検知の現状は、SPAMと判断したメールがメール総数の約6割を占めており、またSPAMメールであっても各ユーザへ配送していることから、大量のSPAMメール処理によるメールサーバ負荷や正規メールの遅延等の問題が発生しています。」という現状。
で、以下変更を実施の模様。


[SPAMメール運用方針(変更)]
 (1).メールの送信元が悪質な業者(※1)である場合、
   そのメールは受信者に配送せず削除
    ※1.ブラックリスト(spamhaus.org)に登録されたサイト
 (2).(1)以外でサーバが迷惑メールと判定した場合、
   題名に[SPAM]とタグ付けし、削除せず受信者にそのまま配送

※できることなら、上記お知らせページ内にある「迷惑メール(スパム)対策統計」ページを見たいす!(アクセス制限あり。。)


これによりかなりのSPAMメールを削除できる!」と踏んでのことでしょう。
が、その後問合せやクレームがあったのか、追記お知らせもありました。


  迷惑メール(SPAM)対策 運用方針変更のお知らせ~追記
削除メールに関しては、サーバ側で一定期間(1ヶ月)保存します。」とのこと。
この程度の救済措置は必要なのでしょうね。


次は「広島経済大学」です。

正常なメールの送受信に影響が出るようになりました」とのこと。
で、以下変更を実施の模様。


1.これまで、システムで迷惑メールと判断したメールには、件名に[spam]という文字を挿入して念のため配信していましたが、以後配信しないようにします。サーバで一括隔離、一定期間保持することにします。

2.上記の代わりに、受信した迷惑メールの一覧を「[HUE MAIL] スパムと判断されたメール一覧」という件名にて1日1回配信します(下図参照)。送信者はspamadmin@hue.ac.jpです。

3.一覧にスパムメール以外のものが含まれていないか確認し、必要なメールがあれば再配信の操作をして下さい。必要なメールのアクション欄で「解放」もしくは「解放してホワイトリストに追加」を選択後、「適用」ボタンをクリックすれば再配信されます。

なるほど、これならSPAM判定されたメールは隔離されるので、メールサーバへの負荷は明らかに減りますね。
これと似たような運用(迷惑メールを隔離)をしている大学は他にもいくつかあります。


ただ、
私思うのですが、隔離されたメールって学生さんは確認するでしょうかね。学生さんは、日々就職関連メールやメールマガジン等多くのメールをチェックしています。これだけで精一杯です。また、得てして毎日来るメールほどチェックはおろそかになります。


最後は変更点が一番多かったところ。「静岡県立大学」です。

新メールシステムの稼動後に、多くの皆様からご意見、ご要望を頂きました。これらを参考に、迷惑メール対策について運用の見直しを行います。」とのこと。
で、「2 運用の見直し事項」の章です。結構あります。


SPAMフォルダ内のメール削除を延期します
・[isSPAM]フォルダへの振り分けは不要となりました
スパムメールの件名に[*****SPAM*****]の文字が付加されなくなります
・【教職員限定】スパムメールの振り分けをしないオプションを申請可能とします
スパムメールの判定精度向上について
Webメール(ActiveMail)の迷惑メールフィルタ機能について
・学外からのメール送信について
3つ目について。
誤判定された正規メールの件名にも付加されてしまうことを防ぐため」とのこと。確かにその通りですが、付加されたって大した問題では無いと思うのですがねぇ。

4つ目について。
きっと教職員から「私にはSPAMが来ないから判定不要だ!」「自分で判定ツールを使っているから不要だ!」といったクレームがあったのでしょうね。


※気になったのは、全て文章で説明しているとことです。絵がないと分かりにくいよ〜(T_T)



今や迷惑メール対策サービスは必須ですが、始めたら最後。
苦情や「運用(ポリシー)の見直し」から逃れることはできません。。


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