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PC教室からプリンタを撤去

今回は「大阪大学」を取り上げさせていただきました。

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紙が詰まりました」「紙がありません」「印字が薄いです」「制限枚数に達しました
プリンタに関して、情報センターの窓口へよくある問い合わせです。
試験前や卒論の時期はほんと多いです。


PC教室を運用する以上、無くならない問い合わせであります。と、思いきや。。
今回は思い切った策を講じるところを紹介します。


大阪大学」です。

screenshot
機器更新後の情報教育端末は、一部を除き、プリンタは設置しないこととなりました(分散端末室も同様に設置しないこととなりました)。
なお、プリントアウトを希望する場合は、大学生協殿が設置する有料プリンタをご利用ください。
」とのこと。



おおお!これはかなり思い切った決断です。
利用者(特に教員)からは反対とか無かったのかな。。


で、こんなページあり。

上記ニュースレターより。まず、撤去の経緯について。


■5.次期システムでプリンタが設置されないことについて
サイバーメディアセンターの教育用計算にシステムは法人化後2度目の更新時期を迎えますが、効率化係数による予算の削減に加えて、今回の更新ではCALLシステムサーバーの更新(従来は補正予算による対応)、図書館のラーニング・コモンズへの端末設置協力、外大統合に伴うWindows系OSの導入要望への対処などの要因によりシステム調達は予算的に大変厳しいものとなりました。このため、サービス内容の見直しを余儀なくされております。
一方、全国の情報教育関係のセンターでは省資源の観点からも、プリンタ出力の受益者負担を進めております。京都大学東京大学でも受益者負担によるプリンタ出力への移行が進んでおり、九州大学でも来春からプリンタ出力を受益者負担とすることを決定しております。先行する大学では、無駄なプリンタ出力が減ると同時に、必要な出力が受益者負担で行えるため、従来の枚数制限による印刷よりも利便性が向上しているという意見もございます。
また、全学規模のe-Learning 環境が導入されたことや、就職のエントリがWebベースとなったことなどからプリンタ出力枚数が著しい増加傾向にあります。
以上の状況を勘案し、プリンタ枚数の抑制および受益者負担モデルへの移行措置として、今回の調達では教室へのプリンタ設置を行わず、利用者にはサイバーメディアセンタ豊中教育研究棟および附属図書館本館に大学生協により設置されたプリンタでの出力を推奨するものです。このことは、利用者への若干の不便を強いるものですが、運用状況をモニタリングし、授業上の支障ないようにつとめますので、先生方のご理解とご協力をお願いします。


苦渋の決断といったところか。
他大学の例を挙げ「うちだけじゃないんだよ」と訴えています。
(“受益者”って言葉、初めて知りました)
※「従来の枚数制限による印刷よりも利便性が向上している」ってほんとか?!


で、どんな運用になるかはFAQを読むと何となく分かります。

■6.次期システムについてよくある質問 ※プリンタ関連について抜粋。


*Q:新しいプリンタの利用方法はどうなりますか?
・A:利用者にはUSBメモリを用意していただきます。各端末では印刷したいPDFファイルを作成して、USBメモリに保存していただきます。その後プリンタにUSBメモリを差して、印刷したいPDFファイルを選択、印刷となります。

*Q:台数が少ないと授業直前(ピーク時)のレポート提出が混乱するのでは?
・A:余裕を持った印刷を行うよう周知を図りますが、多少の混雑は予想されます。WebCTを利用した電子媒体によるレポート提出等、教員の皆様にもご協力をおねがい致します。

*Q:新しいプリンタで印刷できるのはPDFファイルだけですか?
・A:PDFファイルのみの印刷を予定しています。

*Q:プリントアウトの値段は幾らですか?
・A:1枚10円です。



USBメモリかぁ。PDFのみねぇ。。
利用者からすれば、WEBや課題等の印刷をするだけでもかなり面倒になります。
(ま、それが狙いでもあるわけですが)


今後こういう大学が増えていくかもしれませんね。本学で提案したらどうなるかなぁ。
情報センターが楽したいだけだろ!」と教員から言われそう。。


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