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早稲田大学がやっとYahooメールスタート!

今回は「早稲田大学」を取り上げさせていただきました。

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早稲田大学が「Yahoo! メール Academic Edition」の導入を決定したのが、2008年2月。
その後、全然スタートしないので「契約破棄でもしたか?」と勘ぐったりもしましたが。。
(参考。過去ブログ→ 早稲田大学が「Yahoo! メール」導入決定!


ついに、2009年7月27日よりスタートしました!! 紹介します。


MNC情報化推進レター増刊号」より。

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2009年7月27日よりYahoo!メール Academic Edition を利用したセカンドメール(以下、セカンドメール)の学生向けサービスを開始しました。
セカンドメールは、Waseda-netメールを補完・拡張する選択制のメールシステムと位置づけており、Waseda-net ポータルから利用開始手続きを行った利用者に提供されます。
とのこと。



どうやらYahooメールは「補完・拡張する選択制のメールシステム」のようです。
つまり、メインはこれまで通り「学内運用のメールシステム」な訳だ。
いろいろと検討した結果なのでしょうね。


※夏休み直前でリリースしたことに何か意図はあるのだろうか。


以下、上記ページに載っている内容を抜粋(つっこみ)。


抜粋その1
1.セカンドメールの概要(2009年7月現在)
【機能】Webメール、アドレスブック(※1)
【容量】2GB
【メールアドレス】abcde@y.XXX.waseda.jp (※2)
迷惑メール対策】スパムフィルタ機能により、迷惑メールを自動判定
【Waseda-netメールに装備されているが、セカンドメールにはない主な機能】(※3)
・多言語対応 :現在は日本語のみ
・暗号通信(HTTPS)対応:現在はログイン時のみ

※1 Yahoo!メール Academic Editionの基盤を活用したメール、アドレスブック機能のみ。利用者の責任で利用するものと位置づける。
※2 「y.」以外はWaseda-net IDと同一。例)Waseda-netIDが「abcde@moegi.waseda.jp」である場合、セカンドメールアドレスは「abcde@y.moegi.waseda.jp」となる。
※3 2009年7月現在、未対応。



サービスはメール、アドレスブックのみ。これが現「Yahoo!メール Academic Edition」のサービスってことか。 アドレスは既存アドレスに対して“y”が付くだけ。分かりやすいです。
そして、多言語対応はしていないのか。う〜む。。



抜粋その2
アクティベーション(利用開始手続き)
(この場では具体的方法は省略)


やはり必要なのか、アクティベーション。。
学生からすれば「何で生年月日や業種、職種を入れなきゃならんのだ!」と思うでしょうね。


また、注意書きに「Waseda-net IDのパスワードとは異なるパスワードを設定してください」とあります。
後の利用方法を見ると分かりますが、この大学のポータルにログイン後、Yahooメールを利用するために更にログイン作業が必要です。 つまりシングルサインオンではない。


※更に言うと「Yahoo! メール Academic Edition」は、ログインIDに“@以降”も入力するのが面倒なんですよねぇ。。



抜粋その3
Waseda-netメールの転送設定について
(この場では具体的方法は省略)


補完メールシステムなので、やはりこういう転送設定の説明が必要になります。


そして、最大のネックになるのが以下説明。(抜粋)
セカンドメールに全てのメールを転送してもWaseda-netメールに受信メールを残す設定でWaseda-netメール側の容量を超えてしまうと、受信・転送できなくなります
[廃棄する]にチェックをいれると、Waseda-netメールではメールを確認することができません。
これは気をつけたほうがいいですね。



抜粋その4
今後のリリーススケジュール
【教職員】2009 年 9 月(予定) 【校 友】開発中であり、リリース時期は未定



なるほど。教職員も順次利用できるようになるわけですね。


マニュアルのページもちゃんと用意されています。 非常に参考になりますよ。\(^o^)/

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カテゴリー
 01.セカンドメール概要
 02.セカンドメールシステムガイドライン
 03.セカンドメール利用方法
 04.FAQ05.問合せ



よくまとまっています。Yahooメールの導入を考えている大学の方は一読の価値あり!


やっかいなのは、上記の中の「パスワードの管理について(重要)」。
パスワードを忘れ、更に秘密の質問・答えも忘れた場合、再発行にかなりの時間がかかるようです。
※「利用再開申請書」の注意書きを見ると、再発行に約1週間と明記されています。


そして気になるのは(余計なお世話ですが)、早稲田大学での「Yahooメール」は、
既存システムからの切替”ではなく “補完メールシステム”であること。


以下、以前の本ブログ及び投稿されたコメントです。
(どれも http://d.hatena.ne.jp/daigaku-syokuin/20090222/p1 より)


Waseda-net メールはたったの5MBしか容量がありません。メールだけでもすぐいっぱいになってしまうし、ファイルを添付なぞしようものならば、あっという間に容量オーバーです。



現行のWaseda-netメールは使えたものではないので(容量だけでなく、Webメールのインターフェースも微妙)、代替のYahooメールの善し悪しはともかくとして、とりあえず何でもいいから早急にWaseda-netメールを止めて欲しいと思っている人は教職員にも多いかと思われます。自分達がGmail等を使っているのに学生さんにWaseda-netメールを使ってもらうというのは偽善以外の何ものでもないです。

1.早稲田の先生がレポート提出を自分のメールアドレスに指定したりすると、学生が大容量のレポートを添付してきたりして、それがかなりの数殺到するので、容量オーバーになり、受け取りできなくなってしまう。そこで、学生と提出した提出していないのすったもんだがおこる。→教授にも満足のいくメール容量が割り当てられていないのです……。

2.教授でスパムを嘆いている人がかなり多い。→ということは、現行システムのスパム対策がたいしたものじゃないということ。学生からすると緊急の用事があるから教授にメールを送ったのに、スパムにまぎれて見てもらえない、ということが結構あり、困ってます。


もしかしたら、“補完”という位置づけが今後変わるかも。。


ちなみに、この「セカンドメール」という名称。niftyが既に使ってます。

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「セカンドメール」は、@nifty IDのメールボックスに加え、新たに別のメールボックス(例:user@mb*.nifty.com)を追加するサービスです。」とのこと。


たまたまでしょうけどね。




と全体的には、少々辛口のコメントになってしまいました。
早稲田大学(特に情報センター)の皆さん、すいません。m(__)m


さて、学生さんの評判やいかに?!


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