これでも大学職員のブログ

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実はかなり多いICプレーヤーの故障

今回も「センター試験」を取り上げさせていただきました。


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またまたセンター試験ネタ。


当然のように(?)今年も起きたヒアリングでの「ICプレーヤー」の故障。

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16日に行われた大学入試センター試験では、5年目となる英語リスニングで220人が試験を中断してやり直す「再開テスト」を受けるなど、今年もトラブルが目立った。 (省略)
リスニングでは、ICプレーヤーの故障などを理由に181会場で224人が再開テストの対象になった(4人辞退)。このうちプレーヤーを落すなど受験生側に原因があったのは19人。



大雑把に計算すると、「受験者数約50万人で故障が224台」なので故障率は0.0448%ってとこか。 市販のプレーヤー機器だったら好成績だ。


しかし、不具合は本当に224個程度だったのでしょうか。
いや! そんなことはないのであります。紹介します。


新型インフルエンザ・ウォッチング日記」ブログより。

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管理人が主任を務めた試験室では、作動しない人が挙手すること12人!取り替えても2個目もダメな人もいて、総取替え個数13個!! 受験人数が130人ですから10%が不良品です。

「異常のある人いませんか?」と呼びかけて12人が一挙に挙手したら(本当に我が目を疑った)、4人の試験官で12人の対応を一瞬でやらねばならなくなったら、もう、心臓が止まる思いです。



確かに130人教室で12人も手を挙げられたら頭真っ白になりそう。
運が悪かったでは納得できない数だ。 文面からも怒ってる様子が伝わってきます。


ここで1つの結論。


上記ブログには
それでも、管理人担当の試験室では開始まで全部取り替えできて”正常”に終わったことにカウントされていますから、上記報道の数には含まれていません。(開始時間はマニュアルに従って5分延発でしたが)」とあります。


そうなのです。


冒頭のニュースの“不具合224個”は、試験中での不具合数であり、試験開始前に行う動作テストで判明した不具合数は入っていないのです。


実際は、報道での故障数よりもはるかに(大げさ?)多い不具合があるはずなのです。


ちなみにセンターでは過去にこんなこと言ってます。
大学受験(大学入試)ニュース」より。

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大学入試センターは27日、今年1月のセンター試験であった英語のリスニング不具合で検証できた356件のうち、約8割は、ICプレーヤーに不具合があったと受験生が受け止めた「思いこみ」だったと発表した。 (省略)
「雑音が聞こえる」「音が途切れた」といった申告を検証したところ、雑音がなかったり、問題文を読み上げる途中の「間」だったりした例が計275件あった。「音が3回聞こえた」など、不具合が再現できなかった例も9件あった。同センターは「試験という特殊な環境で、受験生が問題と感じてしまった例が多いのではないか」とみている。



ヒアリング試験の監督をした教員のブログを、あと2つほど紹介。

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僕が試験監督した部屋は200人近い学生が入る大講堂でしたが、動作不良機器は1台でした。しかも試験が始まる前に発覚したから、即、機器を交換して事無きを得ました。
大学全体としても再開テストもなく、一発で終わりました。
よかったよかった。


「200人教室でテスト時に故障が1つ」です。



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今年は特に120人もいる大クラスでの監督業務だったので余計に緊張した。どうしても不具合の出る確率が高まるからだ。 (省略)
とにかく何事もなく終わって監督者一同万歳!!状態だった。


「120人教室で故障なし」です。


受験生だけでなく監督も緊張しているのが伝わってきますね。




私の頃はヒアリングがありませんでした。ほんと良かったと思います。
※故障云々以前に、私ヒアリング全くできないので。。(^_^;)


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