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年間300日以上開館している大学図書館はここだ!

今回は「大学の図書館」を取り上げました。


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興味深かったので、記事が消えちゃう前に残してみました。


首都圏を対象に大学生が調べたそうです。


まず結果から。
 ↓


◆年間300日以上開館している首都圏の主な大学(開館日数の多い順)


学芸大、東京大、明治大、立教大、法政大、筑波大、上智大、青山学院大、一橋大、早稲田大、創価大、神奈川大、埼玉大、成蹊大


有名な大学ばかりですね。



ということで、毎日新聞より。


http://mainichi.jp/life/edu/campal/news/20120210dde012070012000c.html



◇日曜祝日は閉館多く、長期休暇中も 大学は「財政的に難しい」


 リポートや卒業論文を書いていて急に新たな本を参照したくなっても、大学の図書館が開いていない……。キャンパる記者たちの中でそんな話が出た。大学図書館を毎日開けることは難しいのだろうか。大学図書館の開館状況を調べてみた。【慶応大・草間さゆり、お茶の水女子大・近藤芳香、イラストは早稲田大・下村友美恵】


おもしろそ。 ということで読んでみる。




■首都圏では


 授業の課題に必要な学術書は、公共の図書館では大学図書館に比べて充実していない場合が多い。課題が出ていなくても、日曜日や長期休暇期間に興味のある本を探したり、資格試験の勉強をするために大学の図書館を利用したいという学生はいるだろう。


 お茶の水女子大(東京都文京区)の浦田雅子さん(生活科学部2年)は「大学図書館のパソコンにしか入っていない統計ソフトを使う課題があり、日曜日に開館していないのは不便」と話す。


 社団法人日本図書館協会がまとめた「日本の図書館2010」で、首都圏の主要大学(国公11、私立34、うち女子大7)の図書館の年間開館日数を調べてみた。それによると、300日以上開館している大学は国公立が5校、私立で9校だった。340日前後開館しているのは学芸大、東京大、明治大の3校。ほとんどの大学が年300日未満の開館で、日曜祝日や夏休み、春休みなど長期休暇中に閉館しているようだ。


 明治大の中央図書館(東京都千代田区)は、日曜日も開館している。芦野覚さん(法学部4年)は「テスト前になると日曜も開いていて助かる。家からは遠いが、図書館の方がやる気が出るので通っている」と意気込む。公務員試験のためにほぼ毎日利用しているという男子学生(文学部4年)は「公共図書館だと子どもがいて集中できない」と話した。


 同図書館事務長の伊能(いよく)秀明さんは「大学開放の一環として開けており、休日には卒業生や近隣住民の利用も多い」と話す。日曜祝日の利用者数は多い時で1000人を超えることもある。


 一方、医学や理工学の研究用図書館では、365日近く開館しているところもある。慶応大文学部の田村俊作教授(図書館・情報学)によれば、「診療や実験のために休むことができない」という特殊な事情があるようだ。





 ■海外では


 海外の大学図書館はどうだろうか。一般的に、米国の大学の学部生用図書館は開館時間、日数ともに長い傾向がある。「日本と違い、本を使う課題がたくさん出る。多くの学生は金・土曜に帰省したり、遊んだりして、日曜に課題に取り組むため」(田村教授)。例えばハーバード大の学部生用図書館では、ホームページによれば、ほぼ365日開館し、平日は24時間開いている所もある。


 一方、英国やドイツの大学では、宗教的な理由もあり日曜日は閉館しているか、貸し出しを行わず閲覧室のみ開いているところが多く、開館時間も日本の大学とあまり変わらない。アジアでは韓国、中国、台湾の大学図書館は開館時間が長く、「自習室が24時間開いているところもかなりある」(田村教授)。日本でも国際教養大(秋田市)の図書館や京都大(京都市)の自習室が24時間開いている。


 米イリノイ大から慶応大に留学中のニコラス・ルッチェンさん(20)は「母校では学生は皆、図書館で時間を費やしている。グループ学習で使うことも多い。日本と異なり、成績が重要だからではないか」と推測する。学生の学習スタイルや成績の重要性が開館状況に影響しているようだ。




■今後は


 「休日や夜間も開館してほしいという学生のニーズを多くの大学は認識しているが、実現は財政的に難しい」と田村教授は指摘する。開館時間を長くすると人件費や光熱費が高くなる上、国から大学への補助金も減っている。また、資料の充実とどちらにコストをかけるかという問題もある。開館時間が長くても蔵書数が少なければ十分に役立たないだろう。


 日本の大学図書館は今後変化していくのか。田村教授は「米国のような学習スタイルに変わり、学生が図書館で勉強する習慣ができれば、自習スペースの利用時間は拡大されていくだろう。一方でカウンターサービスの延長は人件費がさらにかかるため難しい。資料のデジタル化が進めば貸し出しの必要も少なくなっていく」と予測する。


 開館時間の延長には課題はあるが、困っている学生がいなくなるように、大学はできるだけ学習環境を整える必要がある。そうすれば、休日も大学で勉強する習慣をつける学生が増えるかもしれないし、大学側の「学生はもっと勉強してほしい」というメッセージも伝わるのではないか。


首都圏ということで、365日開放の国際教養大学は入っていません。




本学の図書館の人にも読んでもらおっと。




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